人狼物語−薔薇の下国

533 R【P】村2


ろっぷいやー ラヴィ

[続いてカレルが取り出したのは…へのお土産だった。見たことのないフルーツだが、鼻をふすふすと動かせば、ほのかに甘い香りがする。

…は目を輝かせたが、ルートヴィヒの声>>129にびくりと体を揺らした。音源といつも逃げ込む場所が同じ方向だったことで体が咄嗟に動かず、耳をぴんと前に向けた状態で固まる。

ルートヴィヒにそっと撫でられて…の体から力が抜ける。
申し訳なさそうに何度も謝るルートヴィヒを心配そうに見上げるが、先に帰ると言った彼を見送ることにした。]

(ルーもひとりになりたい時もあるのよ。ラヴィは邪魔しないようにするの)

分かったの。ラヴィはドロシーにも挨拶してから帰るのよ。
ルーも気を付けて帰るの。

[ルートヴィヒを心配そうに見送ってから、…はカレルを見上げた。]

カレル、ごめんなの。ルーはフルーツは嫌いじゃないと思うのよ。
でも魔術が好きじゃないみたいなのよ。
なんでかは、ラヴィは知らないの・・・。

[人間の世界は複雑なのよ・・・、と、…は垂れた耳を更に下げてしゅんとさせた。]

(145) 2020/02/29(Sat) 23:59:15

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