―ジムゾンの部屋― …ペーター。 リーザが、帰ってくる…? うん、そうだな…迎えてくれる神父さまが、いなければ… 本当に、実の父娘のように、仲睦まじかったのに…[ジムゾンの冷たい遺体>>137から手を離し、彼の信仰の通りの暫しの黙祷を捧げてから。 ぺーたーの呟き>>140が聴こえれば、リーザの生存も、半ばあきらめかけていたから、少年のままの姿の幼馴染に、泣き笑いのような表情を浮かべ。クララに続き、ジムゾンの遺体も見たショックに、涙ぐみ、震える声で、ペーターに頷いた]