―階段―ええと……大丈夫? マレンマさん。あんまり大丈夫では無さそうだけれど……とりあえず、生きてはいるみたいで、嬉しいわ。[ボロボロの彼>>140の体を拒まれなければ支え、出来るだけこの熱から離れようと歩き出す。]ごめんなさい、失敗しちゃった。上手くいけば、あなたに貰った2錠分も、ちゃんとお返し出来るかなって思ったんだけど……やっぱり、ダメね、私。パパにもママにも言われてたんだけど、詰めが甘いのよ……。[彼が意識を手放してしまわないよう、声を掛けながら、1歩、また1歩と。]