[クリフから向けられた言葉>>140に、男が返すのは穏やかな笑み。
彼の言葉から、表情から。伝わるものがそうさせた]
先に進めるも、クリフ殿のお力ですよ。
[今在る己の気を込めて封じた手環を、彼の手に乗せながら言葉を紡ぐ]
私が手助けした分も、込められてはいるでしょうが。
例えどれ程助けを得られようと、それを活かせる力が無ければ無駄になるもの。
助けを得て、それによって先を進むことが出来るならば、それは貴方の力によるものだ。
助力に感謝すること、慢心せぬことは勿論大事です。
ですが、それを活かすことをできる己自身を誇ることも大事なことですよ。