[ 離れてゆく"鍵">>126 ]
間抜けな魔物どもめ。何を手を抜いて居る。
俺を怒らせるな。
早く鍵を俺の下へ献上せよ!
[ 欲望に滾る魔物どもが、我先にと執拗にヤコブに迫るが、
騎士団も必死の抵抗を見せる>>124>>131
テオドールが一方的に知って居る騎士も居ればそうでない者も居る。
その中で、奮闘する少年>>139>>141の姿に、どこかで見覚えがあることに、ふと気付いた。 ]
……。
三年前の門にいた臆病者か。
[ まだ生きていたのかと思う。
だが、今までどの時間軸でも見たことない顔だ。
どうせ決戦の地には至れまい。 ]