―ローレルの部屋―
[ノックをすると、ほんの少しだけ間があり、ローレルが顔を出し、部屋に入れてくれた>>140。
泣いていたことが一目でわかる顔だったが、人前だからか今は涙を見せず、しっかりとした口調で紅茶を受け取ってくれた。]
見てたわぁ。あれだけ大きな声で、しっかりと自分の気持ちを伝える告白、なかなかないもの。
[明るくそう応え、「大丈夫」の声にほほえむ。]
そう?落ち着いたら、広間にいらっしゃい。きっと誰かがご飯を作ってくれるし。
[自分が、とは言わず。一人になりたいかもしれないしと部屋を出る。]