―どこかの部屋へ通じる廊下―
[>>127まるで病人のように、姫抱きのまま運ばれていく最中。
どうやら人と出会ったらしく、
観念して瞳を開ければ見知らぬ可愛らしい少女が映る。
>>131たしか――と思考を巡らしかけて、挨拶が届き]
……うっせーです。
じゃじゃ馬って、人を何だと思ってるですか。
マ……プリムラでいいですよ、えーと、エレオノーレ。
[前半は勿論ディタへ。
後半は若干柔らかな雰囲気になって、エレオノーレへ。
あとは、会話をただ聞いているだけにしていた。
それどころじゃない状況であったのもあるけれど、
他人の相談事に首を突っ込むほど野暮ではないのだ]