オレ、レトさんの援護に行きます![助力は不要と思われるかもしれないが、今の状況と自分の実力を鑑みれば、一番役に立てる場所はそちらのはずと。 折しも、近衛官の放った金気持つ矢が、レトを囲むように突き刺さる。 その気の流れに乗るようにレトに向けて駆け出し、陰気に引かれ集う妖魔を、一体でも減らそうと短剣で斬り付けた*]