人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

[アデルには癒しの力がある。
創を省みぬクレステッドと残すに相応しい。]

 と、言うよりも。
 二人に人探しが出来るかと言う所だがね。

[独り言を舌の上で転がし、蔦の張った痕跡を追う。
幹ほどある茨を軽やかに飛び越えて、聖女の力を手繰りだす。
アデルとユーリエの位置だけは、空ろげながら理解出来た。]

 君には茨を焼いて満足してもらう訳には行かないよ、ユーリエ。

[靴裏が石畳を踏んで、強かな男が動き出した。]

(144) 2014/02/19(Wed) 21:08:12

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