[ニコラスの言葉>>132から救助に行きたいという思いは伝わって来ただろうか。アルビンの話しに同意して救助は諦めてくれたらしいがボソリと一言。]
……村の人間じゃないに心配するんだな。
[そんな感想が口から漏れた。深い意味は無かったが、普段のアルビンの性分で何処か嫌味ぽく聞こえてしまったかもしれなかった。
オットーから紅茶を渡されれば受け取った。口に含むと紅茶の暖かさが身に沁みる。カップを片手に視線を泳がせれば椅子に座っているクララの姿を見つけた>>142。村に帰ってきてから初めてアルビンは彼女の顔を見たんだった。]