[ ラプターを伏せさせ、手伝ってもらってギアを下した。
彼の後の処遇は彼らを信じて任せよう。 ]
グローセンハンク・メカニカルのシュテルン・ディーツゲンです。
これから大阪に戻る予定ですが、それまでに彼に面会出来ればいいのですが。
[ ギアの中の生死がどうであっても。 ]
僕は、リントナー傭兵団の、クライナー・テラーに乗っているので、何かあればそちらへお願いします。
これ、名刺です。
[ ラプター内に戻りかけ、そういえば、生身をバルタザールに見せるのは初めてだった、と気づく。
このジンロボ世代にはよくあることだけど。
せっかくなので、ヘルメットのバイザーをあげ、
白騎士へ向けて笑顔を向けて手を振ってから戻った。 ]