士官候補生 フレデリカ

―　３年後・自室　―

[ヴィンセントが卒業し、二人では広くなった部屋。
シェットラントも卒業したら、もっとそう感じるのだろうかと思っていた。

それよりもはやく、春のハジマリ、新しい学年が始まったばかりの頃、
家の事情により学園を中退することになった]

卒業する姿、見れなくなっちゃったね…。

[ヴィンセントの卒業のときは、いっぱい泣いてしまって、結局今回もまた泣きながらのお別れ]

いままでありがとう。大好きだよシェットラント。

[ちゅっと頬にお別れのキス]