― 開城翌日・ブラバンド舞殿前 ― ブラバンドの皆、そして北島に暮らす皆。 どうか、俺の聞いてもらいたい。[集まっている人々に向けて、まずは穏やかに語り始める。] まずは、門を開いて迎え入れてくれたこと、ありがたく思う。 この街を戦火に晒さぬようにという、巫女姫の御聖断に感謝し、それに従ったみなの勇気と忠心を称えたい。