[それから私はヤクモの額へと手を伸ばし] …ディークに伝えよ。 その先へ往くは罷りならん。 必ず戻れ、と。[ヤクモだけに聞こえるように囁きかけた。実際に伝えられるかは分からない。それでも絆持つ騎竜ならば、あるいは。私はヤクモの反応を見た後、周囲の船員に持ち場に戻るよう指示を出しその場を離れた*]