─ メレディス私室 ─
[触れていたい、触れていて欲しいと願ったのは温もりが心地良いからもある、けれど。
『ユウ』から『ユーリエ』に変わってからずっと、こんな風に甘えることが出来なかったから。
一つ、一つ自分が抱え込んでいたものを放させてくれたメレディスだから、素直に甘えることが出来ただけ。
でも下層からずっとだったし、と断られても仕方ないな、と思ってもいて]
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[>>141こうしよう、というメレディスが上掛けを剥がし始めたのを見て。
最初思ったのは、これを掛けてくれるのかな、だったけれど。
メレディスが自身の肩にそれを羽織るのを見ると首を傾げかけ、けれど隣に腰掛けた彼の行動でその意図は流石に理解できた]