人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


気儘な猫 カレル

ルージュは排除すべき悪、ブランの勝利こそ真の正義、みたいな流れじゃん。

けど、皆を欺き影から貪り喰らうルージュと、
数の暴力でタコ殴りにしようとするブランと、
実際どっちも、自分の勝利の為にしか動いて無い訳だろ?

なのに罪悪感がどうとか、大切な誰かがどうとか、仲間が如何とか上辺ばっかでお綺麗な言葉並べてさー。
もっとシンプルに、俺は勝ち残りたいから誰であろうと蹴落とす!って言っちゃった方が余程ひととして、健全だよなァと思う訳よ。

どうせ、誰がルージュであれ、誰がブランであれ、
…――仲間なんて端から誰一人居ない、…そうじゃね?

[つらつらと、誰に向けてでも無く語る。もしかしたら「カレル」に語っているのかもしれない。自分でも良く判って居ない。

周りの反応を伺うでもなく、マイペースに、包みを解いて、ピン、と指で高く弾き上げたキャンディ。
少し後ろに行きすぎて、椅子を傾け口で受け止めて……早速がりがり噛み砕き始めた*]

(143) 2013/10/08(Tue) 04:37:13

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