人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガル/医務室-

[ぽん、と。
思わず、頭を撫でてしまった。
少しばかり息苦しそうなその様子に、思わず、手が伸びた状態だった。]

 おう。
 話させてすまんな。無理しないでくれりゃあ、俺からすれば充分だ。

 話は、落ち着いてからで充分。
 忙しくたって――大丈夫だろ。機会はいくらだってある。
 この先も、な。

[その返答はある種の確信を持って。
シュテルンの思い浮かべる人の生を、これから先も疑ってない表情だ。]

(143) 2015/11/10(Tue) 23:56:14

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