[勇者の血が塗られた短剣。刺されたところから浄化が始まり、激痛と共に瘴気が剥がれていく。]ど、して…こんな…、……がはっ…[怪鳥は徐々に小さくなり行き、やがてエレオノーレは人の姿へと。咳き込む度にごぼごぼと黒紫色のどろどろを吐き出す。しかし、カークが此方へ向かってくる様子に気付くと、紫色の瞳はギラついたまま彼を睨み上げた]…ころ、し… …る、ッ