[先ほどの声は厳かで強き意志を感じる言葉であるというのに]
『おまえら魔力どんだけつかったん?』
『正当なおかしをよーきゅうする』
『あいりがぶじせいちょうして満足です』
『むこにでるむすこをみる心境という?』
『とおるおかしー』
……おまえら本当にこんな時まで……
……はあ。いいよわかったよ。
僕の分とか出し惜しみせず全部出せっていってるんだろ?
[こんなゆるゆるした雰囲気と成りをしているが
精霊達にも色々と大変な助けをさせているのは確かだから。
変な所で頭のあげられない事に辟易しながら、アイルリートはその懐から…]