― 霊王の領域 ―
[告げた真名に対する反応は大体想定通り、と言うか何と言うか。
まあ、こうなるよな、なんて雑念は横に払いのけ。
自らが挑む意志を示した若き騎竜師から向けられた視線>>127を、真っ向から受け止めた。
どうやら、他の面々も異存はないようで。
言葉交わす彼らの様子に微かに目を細めたのは刹那の事]
ああ、構わないよ。
……傷を負った状態でやり合っても、見れるのは全力じゃなくて死力の方だからね。
[治癒をして構わないか、という問い>>130に頷きを返す。
そこにあるのは、万全の状態での対峙を望む意志。*]