― 神域内部 ―[巨大植物の後ろに、進むべき見出したという言葉>>141に、やれやれ、と息を吐く]やっぱり、そうなりますか。……皆、気を付けて。あの大きさで蔦を振り回されたら、かなり厄介な事になります。護りの術はかけますが、くれぐれも油断しないようにね![調査隊の面々に声をかけつつ、術を紡ぐ。先にかけた護りの術を更に高めるもの。翡翠色の光帯びた風が空間を駆け抜け、それに応じるように巨大植物が唸るような音を立てて、周囲に炎をまき散らした。**]