[小隊長の元に届いた伝令を抹消し、小隊は軍の意向に背く形で多くの犠牲を出した。彼が退役したのは暫くした後の事である。彼が何を思っていたか、それは男の知るところではないし、男のような人間には理解出来ないものだったであろう。]