人狼物語−薔薇の下国

268 天穹闘舞 ─ 天界妖討伐記 ─


蒼龍神 ジークムント

― 渇きの渓流 ―

[しばしの間、桃色の花弁は鳴蛇を取り巻いていたが、幻惑の香の効果が薄れると、鳴蛇は文字通り花弁を喰らいにかかった。
花弁は物理的にも視界を遮断していたのだが、開けるのも時間の問題だろう]

…これ以上は無理かな。

[木生火の理により、花弁を喰らうことで鳴蛇はその身の内に火気を蓄える。
更に術を重ねることは火気を増し、状況を悪化させることに他ならない。
故にこれ以上は術を放たず、薙刀を以て鳴蛇の意識をこちらに向けさせるよに動いた]

…………

[その間にちらと見るはレトへと随さずにいる者達。
介入はあるや否や。
あるならばそれに合わせる心算で、先ずは鳴蛇に対して跳躍。
顎を狙い薙刀の刃を振り上げた]

(143) 2014/10/28(Tue) 20:22:32

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