……これと、これに伴う称号を得た者としての、って意味なら。 色んな意味で、腹決めてから、ここに来てるっての。[はきと言い切る声音は、やはり迷いのないもので。それに、教師たちは視線を交わし、頷きあった] 「……了解した。 ならば、我ら一同、全力でお前の……魔導師リヒャルト・ターゲリートの力となる事をここに宣言しよう」[それが、学長の意志だからな、と。静かな口調で告げられた言葉。碧が数度瞬いて、それから]