人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園生 リヒャルト

 ……これと、これに伴う称号を得た者としての、って意味なら。
 色んな意味で、腹決めてから、ここに来てるっての。

[はきと言い切る声音は、やはり迷いのないもので。
それに、教師たちは視線を交わし、頷きあった]

 「……了解した。
  ならば、我ら一同、全力でお前の……魔導師リヒャルト・ターゲリートの力となる事をここに宣言しよう」

[それが、学長の意志だからな、と。
静かな口調で告げられた言葉。
碧が数度瞬いて、それから]

(143) 2020/11/16(Mon) 01:32:37

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