──冷てっ![備蓄庫に置いてあったビン詰めの水、それを手にとった瞬間刺すような痛みににた冷たさが手に伝わる。無論、凍傷を負うほどの冷たさではないがまるで氷のような瓶の表面に地下室も既に相当温度が下がっていることが伺えた。]その割に耐えられない程じゃないのはエレの薬のお陰ってわけか?つうか効きすぎて危ないもんでも入ってるんじゃないかと心配になるな。[そんな風に独り言を零しながら、冷たい瓶を毛布の端に包んで急いでシュテルンの元へと戻った。]