いやおとなしくひっかかってんじゃねーよ。
[だめだろそれ、とツッコミを入れてから、
ぺし、と裏手でえあツッコミを入れる。
まあ、穴の底で畑を作ってしまうような奴なら、
もしかしたら大丈夫なのかもしれない。……いや無理だろう]
つーか、な。
俺が仮に「一発ヤらせろ」っつったって、
あんた、別に俺っちを好いてるわけでもなんでもねーだろ?
ま、あんたが俺を好いてくれるっつーんだったら別にいいが。
[そう言って少し意地悪く、どことなく諦念漂う顔で笑う。
ぐぅ、と腹の虫が聞こえてくる>>98
自分のかと思って思わず腹に手を当てたが、
どうやら音の出どころは隣にいる彼女のようだった]
……ま、なんにせよまず腹ごしらえだ。