[先ほどの女性が、毛布と着替えとタオルを持って来てくれたのに、感謝を伝えて>>131。
カサンドラの、それまでの様子とはやや異なる、はっきりした声。
自分で処置できる、という周りの手を避けるような様子に>>132、
一瞬だけ訝し気に目を細める]
……。わかった、君がそういうのなら。
ただし、一人で無理をし過ぎないように、な。
何かあったら、俺でも誰でもいいから、呼ぶんだぞ?
[怪我の様子はやはり、うっかり転んだだけのようには見えなかった>>81。“人狼”と呟いて涙ぐんだ様子>>91を思い出す。
そういえば抱き上げた時、
背にも怪我か何か違和感があった気がするが…。
ただ、微かな警戒感のような気配の滲む彼女に、
今はこれ以上深追いをすまいと、
此方を伺う男>>140に、案内を頼むよ、と一つ頷く。
去り際、彼女が女性――男がヴィキーと呼んだ>>140の耳元で、
何事か囁いた>>136。女性同士の方が話しやすいこともあるかもしれない。彼女が誰かに話せるようならいいと思いながら、その背を見送った]