― 天上宮 ―……ん?[不意に、歩みが止まる。歩みを止めさせたのは、羽を介して伝わった水気と陰気。>>131]……似ているが……違うな。[何に、とは、口はしないが。改めて、天上宮の気配を辿り、ここに至るまで半ばわざと避けていた水気の位置を確かめ、そちらへと歩みを向けて]