人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


天軍指揮官 ナネッテ

[大天使の姿が光に弾け、失せた瞬間。
 天の御子の身に着ける銀の首飾りが、同じ色に瞬いた。

 ふわりと、幻のような羽根が御子の眼前に散る。
 それは主に白金色で、月白の色をも僅かに掠めさせて。
 天の守護>>114は、変わらず御子の身を守るであろう。
 その役割の時終えるまで。

 ─────天の御子、地の救世主、
 かつて教会に預けられし子どもに、ひとつの首飾りが与えられた。
 その首飾りには、人には読めぬ祝福の文字が記されていた。>>0:123

            ” …──── いとしき子へ ” 


 何ということはない、ありきたりな、けれど愛情に満ちた言葉。
 それが、首飾りに記されている *言葉である。*]

(142) 2017/11/13(Mon) 23:33:40

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