それに、ほら君には弟が……『……ツヴィンガー。』[誰か近付いて来ていた。>>118>>129 ――誰か。 契約者の声に耳を傾けつつも、そうして話をしているうちに、雨が>>#3降り始めた。 魔女の姿であれば濡れても特に問題はない、雨。]……誰か、居る。[トーンを落とした声を雨音に紛らせ、楠は警戒するよう2人に促した。]