[萎えた左脚>>134へ続けざまに加えた一撃。 瘴気を削られた>>137ことも手伝ったか、金気伝わらせ鱗の裡に生み出した結晶は、鱗を浮かせ更にその下の皮膚までも裂いたようだ] やった――っと![有効打に声を上げたのも束の間、痛みを受け逆上したか、妖魔が雄叫びを上げ激しく首を振るった] くっ……[長い牙は狙い定めず振り回されるだけでも脅威。 渾身の一撃与え、一瞬後退の遅れたこちらの右腕を掠める。 紅が空に散るのを見ながら、もう一歩分後方へ跳躍した**]