[ローズマリーまでもが前線に出ていると知れば、地面を踏みしめて立ち上がる。馬を借りられるか、と言おうとしたところで、芦毛の愛馬が主を見つけて駆けて来た。そのたてがみを撫でてやりながら、凱風騎士団の誓いを吟ずる。] 我らは、最初に戦場へ馳せ参じ、最後まで踏みとどまって戦う者なり。[姫、そして魔術師と対峙している勇敢な男>>139が安全な場所に戻るまでは、壁の中には戻らぬ、との決意で再び馬上の人となる。*]