ありがとうございます。
いつもお手間をお掛けしてすみませんね、先生。
[一週間分の処方を受け取って、目元を和らげた。
そして、いい天気だね、と続いた言葉>>127に、その瞳は、より細まることとなる。
ナネッテが言うのも何だが、この青年はあまり口が上手くない。
けれど、会話をしようとする姿勢と、患者を慮る心遣いが心地よく。
ナネッテは概ね好意的に見ていた。
だから、星間移動中の天候は星空であることは、操縦士である自分がよく知っていたものの。その言葉に受け答え。 ]
……ええ、いい天気ですね。
先生、珈琲は飲めますか?
毎度のお詫びと言うには簡易的なもので
大変恐縮なのですが、よかったら……。
[ 要件は分かっているだろうし、長居は無用かとも思ったけれど。
挽回の意気込みを知ってか知らずか。
カフェのロゴマークの入った蓋つきの紙コップを差し出してみる。>>140
さて、受け取ってくれただろうか。 ]**