[松明があれど暗いままの廊下。駆け抜けるヒトガタは闇に紛れ、時折壁にぶつかりそうにながらも進んでいきます。選んだのはどちらの道か。壁が返すのは下駄の鳴る音ばかり。近場の扉を開き、閉めてしまえば、人影はそれ以上立ち入ることは出来ず。廊下で松明を持って、彷徨うことか。]