でもダメだ……。 俺の左目に映った君は、人じゃなかった。 俺も出来損ないかもしれないが、 これだけは言える。 少なくとも、ゲルトが見た1匹は君だ。[何も誰にも言わせないように、一息で言い切って。誰かに改めて問われれば、深い溜息と共に告白する]