― 回想:オズが死ぬ前 マーティンとの電話 ―
へぇ、そうなの……正直驚いたわ。
いいわね、……私何回も振られてるのに……。
[最後はちょっと小声で、いいなーって声を隠しもせず告げる。
しかし実際に、いざ彼女に首を縦に振られても、動揺するのが目に見えすぎて苦笑もした。
ちょっとな、という言葉>>10 から訳ありかしら?と邪推するだけに留めて、違和感には気付かなかった……そのときは。]
そう、それならよかったわ。
……状況が状況だものね。
[大事無いという言葉には、心底ホッとしたような声を出しながら、そうマーティンに答える。
昨日は普通に眠ってしまったが、ロックがかからない今、安眠することが難しい状況な訳で、……どうしても精神には大きな負荷がかかる。
医務室に向かわなかったと聞けば、>>3:328>>3:340ちょっと咎めるような声を出したかもしれないけれど。]