[何か最後にランダはいっていたかもしれないが...はそれを聞いていなかった。それだけ消耗していたのかもしれない。
周囲に撒き散らすような炎であったため、少々地形を変動させながらも、自分の術で傷つくことがなかった...は無事な腕で鉄扇を振るうことで、火を鎮火させた]
…か、勝ったぁ…はは…っ…あいてて…
[元より実像があったのかさえ怪しいランダは跡形もなく消えていた。霧は晴れたのか、見回す気力もなく、当然風刃に刻まれた左腕もそのままで、後ろにいる皆のほうへと振り返り]
…つ、…かれた…
[二、三歩歩いたところ膝から崩れ落ち、気を失った**]