人狼物語−薔薇の下国

178 薄暮の海―CLASSIFIED MISSION―


電測士 リエヴル

――……さて。

[副長への、到着予告を終えて]

……ファベル少尉、ちょっといいか。

[ローレルに聞こえないよう、小声で]

――少佐は、命は等しく尊いといった。
あれはあれで正しい。少佐みたいな人は、世の中に必要だと、俺も思う。

ただし……君には、命の優先順位を伝えておく。
そういう考え方に君が同意できるかできないかは、聞かないでおく。

――だから、これは命令として達する。

第一に少佐、次に副長だ。その上で余裕があれば、己の命を守れ。
ああ、俺のことは気にしないでいい。復唱は不要、何か意見は?

[と、そう少尉に確認する。異論がなければ、前進を再開することになるだろう]

(141) 2014/04/26(Sat) 19:13:48

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