― 中央平原 ― あら、年を重ねた美しさを理解できないなんて、まだまだ子供だね。[軽口を叩きながらも確かな手応え>>133を感じとる...は突きの刃が戻らぬことを完全に把握するまで気を抜かず、レオノラが落馬する。騎乗主を失った馬は、勢いのまま走った後、どこか寂しげに主の元へと歩いてくる。弓騎兵隊は引き上げており、散開していた部隊はそれ以上の被害はなく撤退できただろう。殿をしていた部隊は撤退をするのに襲い掛かるも執拗な攻めは行わなかった。]