[そこまで、の号令と共に、幻たちは消える。>>131
がらん、と音がした方を見れば、ベリアンの剣が転がっていた。]
ベリアン、あれひとりで倒してたんだもんな。
惜しいなぁ。見ておけばよかった。
[どれほどの手腕だったんだろうと、と残念がってから、
教官の言葉を聞く為に向き直る。
講評の後の「おめでとう」に、一気に笑顔が広がった。]
ありがとうございました、教官!
[満面の笑みで一礼する。
ちなみに、試験前に見た教官の笑顔>>2:360に関して
実は、筆記の成績が悪かったんじゃないか、
なんて内心でびくびくしてたのは、余談である。]