[この場に居るのは、ツヴィンガー、コンスタンツェ、そして元の姿に戻った輝音。]
力……、協力。
なぁ、コンスタンツェ。閃緑の巫女。
それは何をもっての協力だい?
俺のこと―――人狼だとは、露とも思ってないって、そう捉えてもいい?
状況話も良いけれど、どうせなら俺は君の願いを知りたいね。
[それは腕の中の従弟に対しても言えること。先に言えと促されても躊躇いはしない。
端的にいえば、『名探偵になりたい』のだ。]
あぁ、それとも、良く見える眼を持っているとか?
知ってるよ。人狼かどうか、見分ける力を持つ魔女も、居るんだろう?
[この場に居るかまでは定かではないが。]