人狼物語−薔薇の下国

540 黒狼幻燈 ―銀星平原裂魔行―


黒焔狼 ヴェルナー

― 神域内部 ―

……さって、と。

[巨大植物の奥に見えるのは、やはり道。
そこから感じるのは、なじみ深い力。

それが何を意味するかは、今ははっきりと感じられた]

やっぱり、先に進むにゃ、アレをどーにかしねぇとならねぇな。

[言いつつ、す、と手にした真白をそちらへ向ける]

あいつの後ろに、目的地への道がある。
……さっさとぶち抜いて、先に進むぜ。

[宣言の後、ふわり、と揺らめくのは闇と焔の二つの気。
それは周囲の瘴気を引き寄せ、調査隊への負担を軽くするのと同時に。
黒焔狼自体の力となって、闇の内へと蓄えるもの。**]

(141) 2020/09/23(Wed) 00:15:27

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