護衛として御仕えはしておりましたが。玄武神にお会いした後の姫の変わり様は、目を瞠るものが御座いました故。[男が己の在り様に気付いたのも、その時だ。それまでは孔雀という役職に仕えていただけで、喜びだけでなく、迷い悩み、悲しむこともある相手なのだと、解っていなかったことに]恐らくでは、ありますが。姫は、玄武神のおかげで、”孔雀”から羽ばたけたのだろうと思います。