[ やがて、オクタヴィアスと巨狼の会話の内、関門突破の認定と、先へと進む承認を巨狼が口にするのを聞くと、カレルは、巨狼の前に進み出て、胸に拳を添え敬意の一礼を送る。 ]
承認頂き、感謝します。
[ 認めてもらえたのは、皆で力を合わせた結果、最後の一撃を入れることになったのは偶然と、カレルは思っている。だから、ただ、それだけを口にした。 ]
もっと厄介...
[ その後に語られた、この先の関門については、ぽつりと呟いて風竜と目を合わせるに止める。
なんとなく、そんな気はしてた、というのが、正直な感想だった。** ]