ー宿・廊下>>126>>127>>128アリーセー
[予想通りではあるがやはり彼女も心当たりはないようだ
原因も分からないこの珍妙な現象?症状?はなんなのだろうか
魔法?いやいや、こんな事をして何の得があるのだ
なんて考えてる間に彼女が掛け声をあげながら腕と体を一気に離してくれた]
うわぁ…すごいやアリーセ……
う、うん分かった…無理はしないよ、ありがとう
[”大丈夫だから”と彼女は言うが、声は震えてるし視線も変に逸らされている訳で
どう見ても大丈夫ではない
しかしそうまでしてクマさんから離れ、青年へ譲った彼女の行為を尊重しつつ見習わなくては]