ああ、その手があった![遠隔の術を使うという発想>>136を聞き、急いで地面に手を着いて。木気はあくまでも「地上」に満ちているのだ。地面の下を伝わせれば、遠隔で放つ際の減衰もだいぶ減らせると計算してのものだった。]・・・見た感じ、水の気が強いようだし・・・致命とは行かなくても、弱らせる程度にはなるよね。きっと。[蜃の周りの土を盛り上げ、拘束するように胴を締め付ける。土が水を剋するのは、濁し、吸い取り、せき止めるから。ならば刺したり殴ったりよりも、こちらの方が効くだろう。]