―谷の入り口―[やがて一行に追いつく。>>134バルタザールの視線が此方に向いたのに気付いて、軽く手を上げて応えた。丁度ヴェルナーのびっくり人間ショー的な何かが見えてうわキモッと思ったり思わなかったり。>>122近くの木に凭れかかると瘴気が濃くなっている、という誰かの言葉が耳に入り、淀んだ空を眺めた]あー面倒くさい。早く終わらせて帰りたいわ、ほんと。[あくびをしながら独りごちた]