[呟いた、その時、ひとつの影が目に止まった>>136]誰、だ…?[破壊の中心である宇宙船へと敢えて近く者、軍人でもなく、技術者にも見えない。いやむしろ]天使?[ 空を覆う白い天使達とは一線を画す、けれど先刻響いた声と同じ、天の力の存在を感じて、コンラートは、睨むように影を見つめながら腰のサーベルに手を伸ばした* ]