― 街中・広場 ―
やあ。そうか、それは父うぇ……父様も喜ばれることだろう。
兄様も旅先からお戻りの予定なんだ。
貴方が来てくれれば、きっと喜ばれるよ。
[”駒鳥”の言葉>>118に、嬉しそうに笑顔を見せた。
そうして目を輝かせて見せる顔は、幼い日から変わらぬまま。
低い朗らかな声、続く歌声に微笑んで一度目を閉じる。]
じゃあ、君も一緒に聞いていこう?
ほら、この曲だけ。
[歌を聞きに来たわけではないと、告げる昔馴染み>>84に小声で返し。ディルドレの歌に耳傾ければ、顔には穏やかな笑みが浮かぶ。]