狩り、ね…、構わないよ。 そのかわり、俺にも手を貸して。 ――マレンマが、出て行った。 逃がしたくない、から。 見つけたら、今度こそ… 逃がさないように、縛っておかないと。 狭いほらあなに鎖で繋いで、 足を切ろうか、それとも…[赤の意識を繋ぎつつ、何時しか声を発してしまっていたようだ。不穏な言葉は、シェイの耳へも滑り込むかもしれず]